仮想通貨を含めたお金について

皆さんは「仮想通貨」と聞いてどう思いますか?そもそも形のないものをなぜ価値のあるものとして認定できるのでしょうか?それには「信用」というものが存在するからです。そもそも古代より「貨幣」というものは存在しました。それは金や銀などの皆が認めるものが貨幣として存在したからです。しかし、お札に関してはただの紙切れに印刷しただけです。極端な事を言えば紙切れに文字を書いただけとも言えるでしょう。しかし、それでは不便だという事が起こり出したのです。それが中国の宋の時代に当時の四川省の商人たちが鉄を貨幣として使っていたため、非常に重くかさばる為、証明書としての今で言う所の内国為替として使われたのが始まりと言われています。この事で今所持している貨幣の量だけ紙に書いて今で言う所の預貯金という形で流通させたのが原型です。これを宋の政権が国家紙幣として導入したのが紙幣の始まりだとされています。これを「交子」と言います。これは今で言う所の兌換紙幣というものに相当し、金や銀などの皆が共通に価値のあるものと交換できるため、そのものが紙切れでも金や銀などの価値があると認めれられるものに交換でき、紙切れではないと「信用」が付随していたことに起因します。だからこそ紙幣というものが流通し出しましたし、その発展形として兌換紙幣の時代を経て管理通貨制度の時代へと移行したのです。そして現代になって価値の変動はあっても「信用」が付随する仮想通貨が誕生したという訳です。「ビットコイン」などがそれにあたりますが、それもそれら「仮想通貨」がただの数字ではなく上下はあるにしてもある程度の一定の価値を持つものとされ、皆がそれを信じ、取引をする事から金融商品やインターネットカジノの入金や出金にも使われるようになったという事です。もし、これがただの数字だけであるならば誰もこのようなものを信用したりはしません。ちゃんとした裏づけがあるからこそこのように発展し、皆が「これなら大丈夫だ」と思う様になったのです。いうならば「仮想通貨」は古代に起こった貨幣制度の「革命」の現代版ともいえるのではないでしょうか?貨幣制度は何らかのものが「信用」として付随します。古代はモノでした。現代の「仮想通貨」は「信用」が付随しています。だからこそこの「信用」が無くなった時、貨幣は暴落するのです。それは歴史を見ればわかる事です。「ニクソン・ショック」がいい例でしょう。金の兌換を一時停止する事を受けてドルは大暴落しました。「仮想通貨」も「信用」が失われれば暴落する事は目に見えています。

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